みなさん、こんばんは。
人の上に人を奉じているこの国家に生きています。人間としての恥辱も何もあったものではない。
あの方々の自由も解放もない限り、この国家の元における「国民」とやらにとっては、自由という言葉は幻想です。奉戴精神は、今もこの瞬間に連続している。
自分もあなたもその息苦しさを誤魔化すべきではない。
原民喜さんの言葉に以下のような言葉が、あります。
「スベテアッタコトナノカ アリエタコトナノカ パット剥ギトッテシマッタ アトノセカイ」
広島の原爆の後に、こういう言葉を吐いたらしいが、それは今この平和と呼ばれる日常、ホントに絶望していない自分の日常、絶望から逃げている自分の日常に連続している。
自分のおじいちゃんが、長崎で見た光景に連続している。
そんな事を考えていると、思い出す言葉は、金子光晴さんが「絶望の精神史」という本の中で吐いた以下の言葉です、
「日本人の誇りなど、たいしたことではない。フランス人の誇りだって、中国人の誇りだって、そのとおりで、世界の国が、そんな誇りをめちゃめちゃにされたときでなければ、人間は平和を真剣に考えないのではないか。人間が国をしょってあがいているあいだ、平和などくるはずはなく、口先とはうらはらで、人間は、平和に耐えきれない動物ではないか、とさえおもわれてくる。」
また金子さんの「寂しさの歌」という詩は、読んでいて何とも言えなくなります。
問題は、憲法がどうのこうのとか皇室典範がどうのこうのとかより、中野重治さんの言葉を借りれば、一人の人間にとって「憲法以前のところ」だと思います。
ちなみに最近の自分は、なかなかきちんとした楽曲というものが、創れずに悶々としています。
どうシンセストリングスやシンセパッドを絡めようか!?とか。
でも表現しなければ、納まらないものがあるのでやるしかないんだと。
確認するような安心するような言葉ではなく、つきつけてみたい言葉があるのでやるしかないんだと。
歌詞カードのブックレット構成は、すでにありますというか書いています。歌詞より長い言葉をぶちこめたいと思っています。
ヘルプの女性ボーカルは、小さい時にピアノをしていたみたいで、自分がピアノロールで打ち込みしたものよりも、やっぱりタッチが違うというかベロシティが違います(笑)。
最近、聴いてる音楽は、
・石野卓球さん 「LUNATIQUE」
・忌野清志郎さん 「GOD」
・宇多田ヒカルさん 「DEEP RIVER」
・電気グルーヴ 「人間と動物」 「VOXXX」
(ホントに何で今まで聴かったのか!?と後悔するほど、これ以外のアルバムもよく聴いています。CUBASE6.5を使っているらしいけど、どう使っているのかホントに知りたいです(笑)。
・Donna Summerさん 「I Feel Love」 「Bad Girls」
・Giorgio Moroder 「from here to Eternity」
・Liaisons Dangereuses 「Liaisons Dangereuses 」
・Metallica 「st.Anger」
・New Order 「Technique」 「music complete」
(今、一番聴いているバンドです。今は、CRASS以上に聴いています(笑))
・SCHAFT 「Deeper and Down」
・SOFT BALLET 「EARTH BORN」
(先日、メンバーの森岡さんが亡くなった時、芸術家や音楽家や文学者と呼ばれる方の死に初めてショックを受けました。8月9日のMinus(-)の福岡公演を物凄く楽しみにしていたのに・・・。もっともっと美しいメロディが聴きたかったし、生きている事を全身で表現するダンスが見たかった。)
・World's End Girlfriend 「The Lie Lay Land」
それでは、、また。
(gotcha1977)