2009年9月2日水曜日

テロリズムなんか気にするな:現実のハイジャック(Crimethinc)

みなさん、お久しぶりです。
GOTCHA雑談担当のgotcha1977です。

今日は、「本題」からいきます!!
ホントに手に取り、曲を聴いて歌詞を読める日を楽しみにしていた(バンドと言うものだけに留まらない、当たり前ですが)つい先日リリースされた「パンク」split cdのこれです!!
コロンビアの「ポリティカル」パンクnagaf、アメリカの「ポリティカル」パンクfrom the depths!!

A-cclaimが参加してリリースされた音源だから、言う訳ではありませんから!!悪しからず(笑)

何々~だからと言う訳ではなく、先日、Uから始まるバンド(笑)のS兄貴、Cから始まるバンド(笑)のRちゃんとゆっくり(と言うかかなりですが・笑)3人で飲んだんですが、その飲みの席でも「身内とは!?仲間とは!?」みたいな話にもなりましたが、身内とは、仲間とは<関係性>ですよね、身内だから何々~とかではなく、仲間だから何々~とかでもなく、それは<前提>という幻想ではなく、アガンベンさんの言葉を借りれば、「前提不可能性の交流の可能性」をいかに創れるか!?が常に(例え一瞬であっても)問われてる訳であって、その創造の中だけにこそ、身内は生まれ、仲間だ!!と言い合える想いは生まれると思います。
自分は、先日のお二人との会話から、パンク同志を始めパンク仲間達から、そういう事を学んできました。
だからこそ一発逆転とか(自分からしたら簡単に吐かれてると思う、溢れすぎてる)革命とかではなく、パンクは永久に貫徹しない「しつこい叛乱」を呼びかけてるんだと思います。
こういう風に書くと、「お前は、ただパンク最高!!と言ってるだけじゃないか!?」と捉えられる方々もいるかもしれませんが・・・。
それにしても先日のその<夜>は、いい時間をお二人には過ごさせて頂きました!!朝方帰宅した時に吐きましたが・・・(苦笑)

上記の意味で、パンク同志がリリースする<武器>は、いつも鼓舞されます。
だからと言って、なぁなぁにしてるつもりではありません、ねぇ同志よ(笑)!?
<武器>を武器にするために、いつも「これは、どう言う意味だと思う!?」という相互批判を楽しみにしてます。

**前置きが長くなりましたが、この音源と言う武器に思わされた自分の想いを以下に素直に書かせて頂きます**

この両バンドやリリースしたレーベル、この両バンドメンバーが以前していたバンドには自分は凄く影響を受けてます。
例えば、from the depthsのメンバーが以前していたバンドrequiemのアルバムは、アメリカのアナキストコレクティブCrimethinc(http://www.crimethinc.com/)からリリースされてました。
またA-cclaimが翻訳してくれてるこのコレクティブの声明文などは、ここに(http://acclaim.nomasters.com/ideas/index.html)!!もうすでに読んだ事ある方も多々いますでしょうが、まだの方々は是非ご一読下さい!!
またnagafのメンバーが以前していたバンドreaccion propiaの歌詞は、ホント<しつこい叛乱>、<生の奪還>とは何か!?を歌い、<反以上の叛>とは何か!?を考えさせられる「ポリティカル」な歌詞でした。
そういう事を踏まえた上でと言うか、nagafではより<直接>的な歌詞になってます。
直接的なを表す歌詞は、例えば以下です、
「endlessly war/the states murder/control over life/we rise our arms united/counter cultures resist!!!!!」
そして曲もseなどを多用していたりして、自分は燃えます。

from the depthsの方は、曲の展開(練り方というかうまい、うますぎ!!・笑)やボーカルの歌い方も好きです(笑)と言うかまたTKさんに<駄目出し>されそうです、ねぇ姐さん(笑)!?

そしてやっぱ歌詞が、ホント自分をえぐります。
このバンドも<ヤツラ>への意識を当然のように持ちつつ、<敵>を間違わずに、「Murderers」と言う曲で歌ってるように<共犯者>としてのオノレ自身へのオトシマエを!!を呼びかけてます。<われわれ>になるために!!

「Let the black flag fly」という曲は、曲自体もいいですが、歌詞がrequiemのアルバムタイトル「天国を襲撃しろ、地獄を解き放て!!」を思わせる曲と歌詞でホントに何度も何度も聴いてその想いを噛み締めたい名曲だと思います。
そう<われわれ>になるためにも、そうその地獄こそが<生の奪還>だと。
それは、以下の歌詞に表れてます、
「Let the black flag fly/Let them reap what they sow
(略)
 Teach our masters regret should they ever forget
Power comes from below.」


また<最後の伝達>と言う曲「Last transmission」では、アナーキー(自治)とは程遠い、生(力)狩りが至る所にある今、この曲の歌詞に「(広い意味での!!)決して終わらない戦争、決して始まらない革命」というのがありますが、そういう今に、その今の状況に自ら加担してる今!!今!!!に、それでも、このバンドは、
同志よ、仲間達よ、われわれはまだ(完全に)打ち負かされてはいない、監獄社会の中で(こそ)、闇の中で(こそ)闘おうではないか!!?(かなり意訳してますが)」と歌ってます。
アナキスト向井孝さんの言葉、「負けても負けても負けてしまわぬことにおいて生きていることあるいは抵抗行為である」を改めて思いました。
飲んで聴いたからではなく(笑)、あくまでしらふでホロっときました・・・。

最後に、「マラソン」というタイトルで、この簡単に逃れられない資本主義社会を表してる曲がありますが、互いに訳も分からず競争させられ、<分断支配という戦争>をしかけられた中で、以下の何とも言えない気持ちになる歌詞があります、
「We run and run(略)we'll meet again in nothingness」・・・。
アナーコパンクスNさんの言葉に次のような言葉がありますが、
軍産複合体の<平時=戦争>の秩序に緩慢に動員される日常が、我々の侵略された貧しい身体性の根幹をなす。この<戦争=経済>的な社会的経済的関係を揚棄できずにいることこそが、我々自身の戦争没入の証しですらある。」
そういう貧しい関係性での<出会い>ではなく、自分は他者とどういう出会いを築けるのか!?












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